熱気球は簡単に言えば、大きな風船です。
風船の中の空気が温まることで風船内の気圧が上がり、外気圧との気圧差で浮き上がります。
反対に風船の中の空気が冷えると、気圧が下がり、風船の重みで落ちてきます。
まず、気球内に大型扇風機で空気を送り込み、ある程度膨らんだら
ガスバーナーで空気を暖めて、気球内の気圧を高めます。
気球内の気圧が高くなると、徐々に気球が立ち上がり、
気球の浮力と気球自身の重さが均等になると、バランスよく立ち上がります。
さらに、ガスバーナーで空気を暖め続けると、気球が浮かび上がり、
離陸します。
係留フライトはロープで気球を固定していますので、約30mの高度で気球が止まります。
降りる時は気球内の空気が冷えることにより、皆様の体重の重さでゆっくりと降下を始めます。
降下速度を落とすために、少しガスバーナーを焚いてブレーキをかけて着陸します。
プロパンガスを液体のまま噴射して
バーナーを燃焼させます。
ご家庭で使うガスの約4ヶ月分を
30分で使い切ります。
籐(とう)を編み込んでいて壊れにくく、
着陸時の衝撃を吸収してくれます。
ポリエステルを使用しています。引張力に強い素材ですが、
水分に弱く劣化するため、雨の日には使用できません。
高さ | 17.4m |
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幅 | 17.2m |
開口部直径 | 4m |
体積 | 2600立方メートル |
気球皮重量 | 110kg |
バスケット | 50kg |
バーナー | 20kg |
ガスボンベ | 80kg |
係留ロープ | 30kg |
搭乗制限 | 300kg(大人4人くらいまで) |